博士論文
“Small talk” in service encounters: The creation of self and communal space through talk in America. Unpublished Ph.D. dissertation, Department of Anthropology, University of Texas at Austin, 1998, 249pp.
主な研究業績
- 井出里咲子「ジョージ・フロイド事件におけるデモと詩の生成―嘆願のポエティックスを中心に」片岡邦好・武黒麻紀子・榎本剛士編『ポエティクスの新展開―プルリモーダルな実践の詩的解釈に向けて』131-158頁、ひつじ書房、2022年
- Risako Ide and Kaori Hata, eds., Bonding through Context: Language and Interactional Alignment in Japanese Situated Discourse. Pragmatic and Beyond Series. John Benjamins. 2020年(査読付き)
- 井出里咲子・砂川千穂・山口征孝『言語人類学への招待―ディスコースから文化をよむ』ひつじ書房、2019年
- Ide, Risako. Where the Husbands Stand: A comparative analysis of stance-taking in American and Japanese women’s narratives about child rearing. Narrative Inquiry 28(2): 215-236. 2018年、単著。
- 井出里咲子・ケード・ブッシュネル「Melting the ice: 初対面会話における共鳴現象としての笑いの機能」村田和代編『聞き手からのコミュニケーション学』、241—261頁、2018年
- 井出里咲子「ことばの研究における自己観と社会思想-場の理論からの展望」廣瀬幸生他編『三層モデルでみえてくる言語の機能としくみ』、179-198頁、開拓社、2017年
- 井出里咲子「子育てナラティブの日米比較」秦かおり・岡本多香子・井出里咲子『出産・子育てのナラティブ分析―日本人女性の生き方と社会の形』大阪大学学術出版会、2017年
- 井出里咲子「スモールトークとバンパーステッカー―公共の場におけることばの感性的快をめぐって―」村田和代・井出里咲子編『雑談の美学―言語研究からの再考―』ひつじ書房、2016年
- 井出里咲子「スモールトークの公共性-アメリカ社会におけるおしゃべりとその詩的機能をめぐって-」『論業現代語・現代文化』/12/pp.87-101, 2014-03
- Ide, Risako. Aisatsu, In Culture and Language Use., Amsterdam: John Benjamins Publications, 2009, pp.18-28.分担著。
- 井出里咲子「スモールトーク」唐須教光編『開放系言語学への招待―認知・言語・インターアクション』慶応義塾大学出版会、2008年、171-192項。分担著。
- 井出里咲子「危機言語とサステナビリティ-:ニュージーランドのマオリ語復興が示す方向」木村武史編著『サステイナブルな社会を目指して』春風社、2008年、分担著。
- 任栄哲・井出里咲子『箸とチョッカラク:ことばと文化の日韓比較』、大修館書店、2004年、全273頁。共著。
- Ide, Risako. ‘Sorry for your kindness’: Japanese interactional ritual in public discourse,Journal of Pragmatics Vol.29, 1998, pp.509~529. 単著。